今日は少し冷たい風で、秋の気配。というかもう秋。
キンモクセイのいい匂いがしていた。
だんだん寒くなるこの感じ。
なんか恋したくなる。

今日のセミナー大成功で終わりましたよ。
でも1つ教訓!花を扱うと後で掃除が大変だ!


*     *     *


-----2002年9月30日(月)-----
母と一緒に検診を受けたM医院に行く。
母は自分一人で先生に会って本当の所を聞くという。
本当の所って何よ!もう勝手にしてくれ。

診察室に呼ばれ、母が一人で入っていく。
いろいろ話して納得した様だ。

  母 : なかなか病院に行こうとしないんです。
  先生 : 病院に行くように促してあげましょうか?
  看護婦 : 待合室に本人いますよ。

こんな変な会話があったりして、母と交代で私が診察室に入る。
今日紹介状書いてくれると言うので早速K病院に紹介状を書いてもらう。

この時確か、パソコンの調子が悪くて自分でもあまりこの病気について調べる事をしなかった。
それよりも、いつもおかしかった体調の原因が分った事でホッとさえしていたのだ。
早くこの不快な毎日から開放されたい。そんな感じだった。
しかし、後で分ったのだが、この不快な感じは子宮頚癌が原因ではなかった。
ただの雑菌のせいだったのだ。あまり出ない菌みたい。
だからこの雑菌のおかげで病院に行ったのだから
同期の子の会話といい、雑菌といい、先生の判断といい、すべてがいい方向に合致して私は救われたのだと思う。


K病院のどの先生で・・・なんて気にもしていなかった。
とにかくK病院に行けばいいんだ!と思っていた。


---------付録(同じ病気の方のホームページより。)----------

癌告知後の患者の精神状態の変化

いまいち実感がない→いろいろ病気について調べる→いろんな不安におそわれる→開き直る

 
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この時私は癌であると言われたわけではないが
↑の心理状態はかなりあっていると思う。
そして、この時の私は『いまいち実感がない』なのだ。


              ---つづく

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