2002年10月23日(水)の日記 入院当日
2003年10月23日毎日毎日忙しくて忙しくて分刻みの行動。
昨日は大好きなゴルフも休むほど忙しい。
夜、9時半過ぎ頃まで大忙しで用事も済み、家に帰ろうとしたら、駅から旦那の姿が見えた。携帯を手にして怪しい。何処かにかけようとしていたのか、メールをしようとしていたのか、声を掛けるとビビッたのか挙動不審。何処に電話してるの?というと、違うよ!だって。・・・何が違うのだろう?
あやしい旦那を後ろに乗せて、自転車で2人乗りをして家に帰った。
よく会社帰りに歩きながら電話をしている人いるけど、家にかけている人は少ないんじゃないかと思うんだけど考えすぎでしょうか?
浮気なら分んないようにやって下さい。
* * *
-----2002年10月23日(水)入院当日-----
小さなトランクをズルズルひきながら旦那と一緒に家を出る。旦那と一緒に歩けるのがなんだか嬉しい。旅行気分と言いたい所だけど、行き先は病院。
旦那とは新宿でお別れ。私は乗り換えて病院へ。入院する人は大抵付き添いの人がいるが、私は1人で全然平気!
手続きを終えて病室に案内される。
私はベッドを見た瞬間、『快適そう♪』と思った。
真っ白の寝具。廊下側なので壁に寄りかかれる。なかなか良いんじゃない!
枕元に目をやると主治医の先生の名前が3人書いてあった。どうしよう・・・
実は一応お金を包んできたのだが、1人分しか持ってこなかった。
主治医はK先生だが、後の2人は研修医のようだ。
一人は男、もう一人は女の先生。この先この男の先生をK2先生、女の先生をM先生とします。
看護婦さんが来たので聞いたら、お金は包まなくてもいいそうだ。そりゃそう言うよねぇ。
その後、すぐK2先生が、「K先生は学会でカンファレンスは夜の7時頃になります。」
と言うので、急いで母に電話を入れたがもう出てしまっていた。
仕方ないので入院にあたってのアンケートを書く。体重を計ったり一通り終えると何もする事がないのでチョッとぷらぷらしようとエレベーターの所に行く。すると母がエレベーターから出てきた。あっ!と手を握り合う。危なくすれ違う所だった。
そのうちにお昼になる。なんだかんだと時間が経つのが早い。箸を忘れたのでスプーンを借りて食べる。母はみかんやら、何やら持ってきていたがこの年の人って何でこういうもの持ってくるんでしょう。病室にみかんの匂いが漂って少し恥ずかしかった。
そうこうしていると麻酔科の先生が来て「腰からやります。」と言う。私は全身だと思っていたので何度も聞き返したが、腰の方が安全だという。全身麻酔だと負担が大きいようだ。だが、最終的には自分で決めるそう。(涙)
すごーくやな気分になったが、母はその先生の話を聞いて、腰椎麻酔にしなさい!と言う。
もう2時をまわっていたかな。母もお昼を食べに行く。7時まで時間をつぶしてくるというので、私も玄関まで一緒に行く。
近所の人に、腰椎麻酔になりそうだとメールを送る。
暇なので、売店などをフラフラしていたら、今度は旦那を発見!これまたばったりと会った。
旦那は伊勢丹の袋を持っていた。
何してたの?と聞くと、3時から面会になってたから、それまで時間つぶしていたそうだ。
そんなことは全く気にせず入ってきた母は凄いと思う。色んな意味で。
伊勢丹の袋の中身は大体検討がついていた。
「ゴルフウエアだと嬉しけど、パジャマでしょう!」と聞くとニッと微笑んだ。
ベッドで開けてみたら、バーバリーのエンジ色のパジャマだった。どうやら、先日買ったパジャマは安っぽくて気に入らなかった様だ。あれを着てフラフラしてないといいなぁと思ったら、もうフラフラしていた、と言われてしまった。
旦那は忙しいのに、よく買う時間があるなぁと思う。でも時間を最大限にうまく利用する人なので、電話でどんな物があるのか確認して、とっておいてもらったそうだ。
私の病気については色々と調べていたのか、パソコンで同じ病気になった人が作っているホームページを出して持ってきてくれた。私の事全然心配してないかと思ったけど少しは気にかけてくれてたんだ・・
他にもゴルフの本も持ってきてくれて、これを読みなさいといい、私のベッドで寝ていた。
患者のベッドで、熟睡する人はうちの旦那ぐらいだろう。
M先生が来てカーテンを開けたが、あっと言って行ってしまった。
旦那は一旦会社に戻る。
夕飯の前にお風呂に入る。
6時に夕飯が来る。病院は規則正しくて時間が来るのも早い。
夕飯はまた箸がないのでスプーンを借りに行った。毎回貸してくれますか?と聞いたらこれはおかゆ用だから・・・と言われる。仕方ない。買うか・・・
と思ったら、同室のYさんが割り箸を貸してくれた。その時母が来る。
ご飯も食べ終わり、旦那も来る。
旦那は母に会うのは3年ぶりだった。こんな人珍しいでしょ?でも、うちは本当にお正月まで仕事で休みなしなのです。本当に仕事してるのか疑問だが。
7時過ぎにカンファレンスが始まる。
奥から、旦那、私、母と並び、主治医のK先生が入って来る。
K先生が手術の説明を始める。旦那はそれをノートに書きとめる。先生の口癖は、「したがってー。」 ∴←したがって。(笑)
本当にまじめそうで、偉そうな先生。でも相変わらずのポーカーフェイス。
一通り説明が終わり、何か質問ありますか?と聞かれ、私が「病名は何ですか?」と聞いた。
今思うと、病名はこれから付くのだからトンチンカンな質問をしたと思う。
その次に、「さっき麻酔科の先生が来て、腰から行きますと言われたのですが、先生は全身麻酔と言っていましたが、どちらですか?」と質問すると、母につつかれる。腰にしなさい!という顔をしていた。先生は「全身だよねぇ。」と確認している。先生、少し取り乱すかと思ったけど、さすがだ・・・。でもこの場でははっきりとした答えを出して貰えず不安になる。
主治医のK先生は説明が終わると後は2人に任せて出て行ってしまった。結局お金は渡せなかった。
その後、輸血の話などをして終わる。
旦那と母はタクシーで新宿まで一緒に帰る。私は玄関までお見送り。
寝る前に腸をきれいにするため下剤薬と胃液を抑える薬を飲む。
就寝は9時。眠れるかしら・・・
・・・つづく
昨日は大好きなゴルフも休むほど忙しい。
夜、9時半過ぎ頃まで大忙しで用事も済み、家に帰ろうとしたら、駅から旦那の姿が見えた。携帯を手にして怪しい。何処かにかけようとしていたのか、メールをしようとしていたのか、声を掛けるとビビッたのか挙動不審。何処に電話してるの?というと、違うよ!だって。・・・何が違うのだろう?
あやしい旦那を後ろに乗せて、自転車で2人乗りをして家に帰った。
よく会社帰りに歩きながら電話をしている人いるけど、家にかけている人は少ないんじゃないかと思うんだけど考えすぎでしょうか?
浮気なら分んないようにやって下さい。
* * *
-----2002年10月23日(水)入院当日-----
小さなトランクをズルズルひきながら旦那と一緒に家を出る。旦那と一緒に歩けるのがなんだか嬉しい。旅行気分と言いたい所だけど、行き先は病院。
旦那とは新宿でお別れ。私は乗り換えて病院へ。入院する人は大抵付き添いの人がいるが、私は1人で全然平気!
手続きを終えて病室に案内される。
私はベッドを見た瞬間、『快適そう♪』と思った。
真っ白の寝具。廊下側なので壁に寄りかかれる。なかなか良いんじゃない!
枕元に目をやると主治医の先生の名前が3人書いてあった。どうしよう・・・
実は一応お金を包んできたのだが、1人分しか持ってこなかった。
主治医はK先生だが、後の2人は研修医のようだ。
一人は男、もう一人は女の先生。この先この男の先生をK2先生、女の先生をM先生とします。
看護婦さんが来たので聞いたら、お金は包まなくてもいいそうだ。そりゃそう言うよねぇ。
その後、すぐK2先生が、「K先生は学会でカンファレンスは夜の7時頃になります。」
と言うので、急いで母に電話を入れたがもう出てしまっていた。
仕方ないので入院にあたってのアンケートを書く。体重を計ったり一通り終えると何もする事がないのでチョッとぷらぷらしようとエレベーターの所に行く。すると母がエレベーターから出てきた。あっ!と手を握り合う。危なくすれ違う所だった。
そのうちにお昼になる。なんだかんだと時間が経つのが早い。箸を忘れたのでスプーンを借りて食べる。母はみかんやら、何やら持ってきていたがこの年の人って何でこういうもの持ってくるんでしょう。病室にみかんの匂いが漂って少し恥ずかしかった。
そうこうしていると麻酔科の先生が来て「腰からやります。」と言う。私は全身だと思っていたので何度も聞き返したが、腰の方が安全だという。全身麻酔だと負担が大きいようだ。だが、最終的には自分で決めるそう。(涙)
すごーくやな気分になったが、母はその先生の話を聞いて、腰椎麻酔にしなさい!と言う。
もう2時をまわっていたかな。母もお昼を食べに行く。7時まで時間をつぶしてくるというので、私も玄関まで一緒に行く。
近所の人に、腰椎麻酔になりそうだとメールを送る。
暇なので、売店などをフラフラしていたら、今度は旦那を発見!これまたばったりと会った。
旦那は伊勢丹の袋を持っていた。
何してたの?と聞くと、3時から面会になってたから、それまで時間つぶしていたそうだ。
そんなことは全く気にせず入ってきた母は凄いと思う。色んな意味で。
伊勢丹の袋の中身は大体検討がついていた。
「ゴルフウエアだと嬉しけど、パジャマでしょう!」と聞くとニッと微笑んだ。
ベッドで開けてみたら、バーバリーのエンジ色のパジャマだった。どうやら、先日買ったパジャマは安っぽくて気に入らなかった様だ。あれを着てフラフラしてないといいなぁと思ったら、もうフラフラしていた、と言われてしまった。
旦那は忙しいのに、よく買う時間があるなぁと思う。でも時間を最大限にうまく利用する人なので、電話でどんな物があるのか確認して、とっておいてもらったそうだ。
私の病気については色々と調べていたのか、パソコンで同じ病気になった人が作っているホームページを出して持ってきてくれた。私の事全然心配してないかと思ったけど少しは気にかけてくれてたんだ・・
他にもゴルフの本も持ってきてくれて、これを読みなさいといい、私のベッドで寝ていた。
患者のベッドで、熟睡する人はうちの旦那ぐらいだろう。
M先生が来てカーテンを開けたが、あっと言って行ってしまった。
旦那は一旦会社に戻る。
夕飯の前にお風呂に入る。
6時に夕飯が来る。病院は規則正しくて時間が来るのも早い。
夕飯はまた箸がないのでスプーンを借りに行った。毎回貸してくれますか?と聞いたらこれはおかゆ用だから・・・と言われる。仕方ない。買うか・・・
と思ったら、同室のYさんが割り箸を貸してくれた。その時母が来る。
ご飯も食べ終わり、旦那も来る。
旦那は母に会うのは3年ぶりだった。こんな人珍しいでしょ?でも、うちは本当にお正月まで仕事で休みなしなのです。本当に仕事してるのか疑問だが。
7時過ぎにカンファレンスが始まる。
奥から、旦那、私、母と並び、主治医のK先生が入って来る。
K先生が手術の説明を始める。旦那はそれをノートに書きとめる。先生の口癖は、「したがってー。」 ∴←したがって。(笑)
本当にまじめそうで、偉そうな先生。でも相変わらずのポーカーフェイス。
一通り説明が終わり、何か質問ありますか?と聞かれ、私が「病名は何ですか?」と聞いた。
今思うと、病名はこれから付くのだからトンチンカンな質問をしたと思う。
その次に、「さっき麻酔科の先生が来て、腰から行きますと言われたのですが、先生は全身麻酔と言っていましたが、どちらですか?」と質問すると、母につつかれる。腰にしなさい!という顔をしていた。先生は「全身だよねぇ。」と確認している。先生、少し取り乱すかと思ったけど、さすがだ・・・。でもこの場でははっきりとした答えを出して貰えず不安になる。
主治医のK先生は説明が終わると後は2人に任せて出て行ってしまった。結局お金は渡せなかった。
その後、輸血の話などをして終わる。
旦那と母はタクシーで新宿まで一緒に帰る。私は玄関までお見送り。
寝る前に腸をきれいにするため下剤薬と胃液を抑える薬を飲む。
就寝は9時。眠れるかしら・・・
・・・つづく
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